こんにちは、しげぽんです!
今回は、集塵丸ノコの種類や選び方、また、集塵丸ノコを使ったときの効果について解説します。
僕は大工歴17年目(2020年3月時点)で、普段から日常的に集塵丸ノコを使っています。
実際に、集塵丸ノコを使う前と後で、手間がだいぶ変わるので、その辺のところを紹介していきたいと思います。
自宅などでDIY をすると、ホコリが出てその後の掃除って大変です。
さらには、丸ノコで材料を切ったりすると、その粉塵でご近所から苦情が来たり、もしくは苦情が来ないか気を使いますよね。
僕も自宅でのDIY は、部屋が粉だらけになって、後の掃除が大変でした。
でも、集塵丸ノコを使うことによって、だいぶホコリが出るのを軽減してくれます。
なので、集塵丸ノコを使えば、その辺が気兼ねなく作業できるので、いいですよ。
集塵丸ノコの選び方
集塵丸ノコは、種類やメーカーがいろいろあって、どれを選べばいいのかわからないですよね。
僕もそうだったんですけど、商品のレビューみたいに、知ってる人に教えてもらわないと、どれを選んでいいのかわからなかったです。
結局どうやって選んだかというと、集塵機を使っている大工さんに直接聞いて選びました。
集塵丸ノコを使い始めて、7年くらい経ちますけど、
今現在使っている感じで言うと、選ぶポイントは1つです。
ポイントは集塵丸ノコのホースがどこにつながるか
集塵丸ノコのタイプとして、ダストホース(丸ノコと集塵機を繋げるホースのこと。一般的な掃除機のホースと同じです。)を接続する場所が、前にあるタイプと後ろにあるタイプがあります。
いきなり結論を言うと、
ダストホースを接続場所が、前にあった方が使いやすいかな、という印象です。
なぜかと言うと、好みかもしれないんですけど、接続場所が後ろにあるタイプは、材料に引っかかりやすいからですね。
以前、後ろに付いているタイプを、他の大工さんから借りて使ったことがあるんですけど、ダストホースが材料に引っかかって、曲がって切れてしまったことがあります。
使い方がヘタだ!と言われれば、それまでなんですけどね。
でも、ダストホースの接続場所が前にあるタイプは、ホースが丸ノコ本体の横にくるので、材料に引っかかりにくく、使いやすいです。
なので選ぶとしたら、前にダストホースが接続できるタイプを押しますね。
あとはDIY などで使いたい場合には、小型の集塵機がお手頃です。
メーカーについては、どこのメーカーでも問題ないとは思いますが、工具の互換性で考えると、マキタかHiKokiオススメです。
集塵丸ノコの種類
集塵丸ノコの種類には、ダストボックス型と集塵機接続型の2つがあり、さらには充電式とAC電源式があります。
それぞれ解説します。
ダストボックス型
ダストボックス型は、本体にホコリを溜める箱が付いているタイプの丸ノコです。
丸ノコ本体だけでも集塵が可能ですが、もちろん集塵機にも接続できます。
集塵機接続専用型
集塵機接続専用型は、AC電源式でダストボックス型と違って、本体のみでは集塵できません。
集塵機とセットで使用します。
上記の写真はこのタイプになります。(My集塵丸ノコなので、汚くて申し訳ないんですが、、、)
充電式集塵丸ノコ
充電式は、以前はダストボックス型のものしかありませんでした。
なので、集塵機には接続できませんでした。
でも最近では、無線式での充電式集塵丸ノコが販売されているので、集塵機との接続が可能になっています。
ちなみに、上の画像の充電式集塵丸ノコは、ダストボックス型です。
165mmサイズの一般的な丸ノコに集塵機を接続するには?
ここで、165mmサイズの一般的な丸ノコには接続できないのか?
という疑問もでてくるかと思いますので、お答えしておきます。
165mmサイズの一般的丸ノコと集塵機との接続
結論を言うと、165mmの丸ノコにも、集塵機を接続することはできます。
そのままでは接続できない
ただ、165mmサイズの丸ノコに集塵機を接続するには、集塵ノズルが必要になります。
このアイテムが付けられる丸ノコなら、集塵機が使えます。
丸ノコによっては、ここに排出口が無いやつがありますが、残念ながらそのタイプの丸ノコには接続できません。
という訳で、排出口があるタイプ限定ですが、接続は可能です。
165mmの丸ノコの選び方はこちらの記事でも解説しているので、こちらもどうぞ↓↓
集塵丸ノコの刃の選び方
集塵丸ノコの刃って、サイズや種類が多いです。
購入時に迷うかもしれないので、触れておきます。
集塵丸ノコの刃のサイズ
集塵丸ノコで一般的に使うサイズには、100mmと125mmがあります。
・125mm=刃の直径が12.5cm
・100mm=刃の直径が10cm
どこのメーカーの刃がいいのかについては、特にどのメーカーの刃でも問題ないです。
集塵丸ノコの刃の種類
集塵丸ノコの刃には、いろいろ種類があります。
僕自身、はじめ
『専用の刃が、こんなにあるんだ!』
と思いました。
それぐらい用途に合わせて、刃の種類があります。
主な種類は、
・石膏ボード
・キッチンパネル 用
・サイディング用
・金工用
主要なものだとこんな感じです。
集塵丸ノコの効果は?
『集塵丸ノコって、本当に効果があるのかな?』
とか、
『どのくらいの効果があるのかな?』
と思いませんか?
僕も買う前は正直、
『そんなにホコリを吸うのかね。』
と疑ってました。
どの程度集塵するのか?
で、実際使ってみての結論なんですけど、
100%ではないですね。
でも僕の感覚ですけど、7〜8割くらいのホコリは吸います。
それなりに効果はある
実際に使っていて、現場のホコリの量は減ってます。
自宅でも、DIY 後の掃除が多少、楽になりました。
現場なんかだと、外での加工は気を使うんですね。
例えば、近所に洗濯物が干してある場合は、特にです。
切ったホコリが、風に乗って舞うのが見えます。
でも集塵丸ノコなら、ほとんどホコリは出ませんね。
あくまで0ではありません
『でもホコリは出るんですよね。』
と言われそうですが、軽減率はかなり高いです。
室内で加工した場合、集塵機無しで切ると、室内がスモークを焚いたみたいに、真っ白になります。
でも、集塵機を使うと、そういうことにはなりません。
それぐらいの差はあります。
集塵機を使わないと、DIY 後は毎回掃除が大変になります。
そういった手間が、少なくなる分の効果はありますよ。
まとめ:
今回は以上です。
いかがでしたでしょうか?
今回のポイントをもう一回まとめます。
・刃の選び方 → 一般的には100mm or 125mm
・集塵丸ノコの効果 → 100%ではないがそれなりに効果はある
集塵丸ノコを使うと、何かと便利です。
僕が初めて使ったときは、ちょっと感動しました。
是非、集塵丸ノコを使ってみるといいですよ!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
Twitterでは工具の使い方に関する豆知識や大工さんの日常作業などを発信中です!
ぜひぜひフォローお願いします! ↓ ↓ ↓
しげぽんのTwitterアカウントはこちら↓↓
https://twitter.com/syokunin_blog