丸ノコを使ってみたい人:
手のノコギリだとまっすぐに切るのは難しい。さらに時間もかかり大変だな。ましてや厚みと大きさのある木材を手で切るのはきびしいです。
まったく何もわからない初心者でも、使いやすい丸ノコはないかな?
あと電動丸ノコはどこのメーカーがいいのかな?
「ここなら間違いない!」みたいなのも教えて欲しい。
といったことにお答えします。
本記事の内容:
1、オススメの小型丸ノコ4機種【初心者はここから始めてみよう】
2、【丸ノコ初心者が失敗しない】信頼性の高いメーカー
この記事を書いている僕は、大工歴18年ほど。(2020年3月現在)
丸ノコに関しては1年のうち300日は使い、熟知しています。
しげぽんと言います。現役大工です。
某大手ハウスメーカーの仕事を請け負い、1戸建て住宅を年間約10棟ペースでこなす忙しい毎日を送っています。
「丸ノコがあったらいいなぁ」
と思うシーンって結構ありますよね。
僕も丸ノコを持っていなかったときは、手のノコギリで切っていました。
でも手のノコギリだと、思いのほか重労働で、板1枚でぐったりです。翌日は筋肉痛なんてこともあります。
しかも、イマイチ正確に切れないので、DIYしても出来上がった机や棚がガタつくことが普通でした。
それが丸ノコを使うことによって、
今まで手ノコでこなしてきた重労働から解放される上、初心者でもDIY作品のクオリティーが上がるのを実感できますよ。
まだそんなに本格的DIYはできないけど、丸ノコは使いたいという方は、
ぜひ今回の記事を参考にしてみて下さい。
オススメの小型丸ノコ4機種【初心者はここから始めてみよう】
小型の丸ノコが初心者に向いている理由
「丸ノコを使いたいけど、何だか怖いな。」
僕もそうだったので、その気持ちわかります。
なので結論。
始めは小型の丸ノコから使ってみましょう。なぜかと言うと、大型の丸ノコより軽く、扱いやすいからです。
具体的に小型丸ノコは、85mm〜147mmくらいのサイズ。ノコ刃が小さく、回転するスピードも遅いので、必要以上の恐怖感は薄くなります。
でもだからといって、危険がないわけではないですけど、
大型の丸ノコを使うよりは、過度な恐怖感を持たないのが、小型丸ノコのメリットの一つです。
なのでまずは、85mm〜147mmサイズの丸ノコから慣れていくのがマルです。
オススメの小型丸ノコたち
僕のオススメは以下の4機種。
①:マキタ 充電式マルノコ10.8V青 刃径85mm
②: HiKOKI(ハイコーキ)旧日立工機 深切り電子リフォーム用丸のこ C5REY のこ刃径125mm
③: マキタ(Makita) 電気マルノコ アルミベース 125mm 5230
④: リョービ(RYOBI) 丸ノコ MW-46A 610509A
各機種のポイントを1つずつ解説します。
①:マキタ 充電式マルノコ10.8V青 刃径85mm
・POINT→
・デメリット→
・14.4Vや18Vの電池は使えない
・切り込み深さ 25.5mmなので2×4材は切れない
といったあたりがデメリットになる機種です。
しかし、軽いので取り回しは抜群です。
騒音もあまり気にならず、刃の回転数が低いため、キックバックの心配がほとんどありません。
初心者が気軽に使える機種と言えます。
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②: HiKOKI(ハイコーキ)旧日立工機 深切り電子リフォーム用丸のこ C5REY のこ刃径125mm
・POINT→
・キックバック対策に優れた機種
DIYで気になる騒音を低減するサイレントモードで、ご近所さんに配慮できる機種。
キックバック対策も充分にされていて、抵抗がかかると刃の回転数を調整して、キックバックが起こしづらくなっています。
・デメリット→
・125mmサイズの中では多少重い。
価格の違いは、壁際の床切断ができる際切り機能など、マキタには無い機能があるため。
DIYの楽しさにハマって本格的になっても、欲しい機能があり、長く使えるのがこの丸ノコの魅力です。
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③: マキタ(Makita) 電気マルノコ アルミベース 125mm 5230
・POINT→
・デメリット→
これは経験談なんですけど、
僕もマキタの丸ノコを使っているので、ワンタッチレバー式です。
例えば平行定規を付けて切っていくと、たまにレバーが勝手に戻って定規がズレることがあります。
なのでこの機能は、メリットでありデメリットかな、、、と。
しかし、力が無くても扱える軽さと取り回しの良さは◎です。
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④: リョービ(RYOBI) 丸ノコ MW-46A 610509A
・POINT→
しかし、先のHiKokiやマキタの125mmサイズのものより本体が軽く、圧倒的な低価格が魅力です。
入門編や、丸ノコを頻繁に使わない方にはもってこいの機種です。
・デメリット→
・付属のノコ刃が荒いので、切り口がキレイにならない。
パワーがない分、カタい材料を切断中は回転数が落ちて重くなったりとストレスを感じるかもです。
でもDIYでそこまでカタい材料を切ることもそうそう無いと思うので、充分に活躍できると思います。
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リョービ(RYOBI) 丸ノコ MW-46A 610509A
以上、サイズ別にオススメする小型丸ノコはこんな感じです。
総評として僕個人の意見ですけど、
サイズ・スペックを見る限りでは、
HiKOKI(ハイコーキ)旧日立工機 深切り電子リフォーム用丸のこ C5REY のこ刃径125mm
が「いいなぁ」と思いました。
これはあくまで本職目線での話ですけど。
DIYで使うなら、マキタの125mmがバランスのいい機種なのでオススメします。
それぞれのポイントを頭に入れつつ、選んでみてください。
【小型丸ノコを選ぶときに失敗しない】信頼性の高いメーカー
メーカーのオススメは、以下の3社。
・マキタ
・HiKoki
・RYOBI(京セラ)
ぶっちゃけ小型丸ノコに限らず、すべてのサイズで言えることなんですが、
何だかんだ言っても、この3社から選べばまず間違いないでしょう。
理由は3社とも国内メーカーで、電動工具に関して歴史が長いですし、多くのプロやDIY erに信頼されているメーカーだからです。
マキタ
プロに限らず、マキタ人口は多い感じがします。
それだけ多くの人に選ばれる理由は、もともとモーターの販売修理会社で、モーターにはバツグンの信頼性があるから。
創業は1915年(大正4年)です。
電動工具メーカーとしては、50年以上のキャリアがあります。
ちょっと余談ですけど、
世界的ロックバンドのMr.BIGが、演奏にマキタのインパクトドライバーを使用してましたけど、
昔、音楽雑誌で読んだインタビュー記事で、
「いろいろ試したが、マキタが1番いい音」
というのを読んで、
「モーターの違いで音色まで変わるのかぁ」
と思ったことがありますね。
話を元に戻すと、
それだけマキタのモーターは、世界的にも信頼性が高いということです。
HiKoki
HiKokiも電動工具では最大手です。
HiKokiをチョイスする理由は、技術力が高さです。
1948年(昭和23年)に設立した会社で、マキタより後発ですが、 設立当初から電動工具を製造していて、電動工具にフォーカスすれば、マキタより歴史は長いですね。
それだけに開発力や技術力がすぐれていて、コードレスのインパクトレンチの開発は業界初です。
根っからの電動工具メーカーと言っていいでしょう。
なので、HiKokiも間違いのないメーカーです。
RYOBI(京セラ)
DIY界ではメジャーなメーカーで、電動工具メーカーとしてのキャリアが、意外と長いというのが理由です。
電動工具の製造は1968年(昭和43年)からで、意外とキャリア40年以上と長いですね。
DIY=RYOBIというくらい、信頼度は高いと思います。
メーカー選びについては以上ですが、もしかしたらここまで読んで、
「海外メーカーはダメなの?」
って思うかもです。
確かに海外メーカーは価格が安く、機能的にも問題ナシです。
しかし、基本海外メーカーは修理部品を扱う販売店が少ないので、修理ができない不安がありますよね。
なので、1度購入すれば長く使える国内メーカーの方が、安心感を得られます。
アフターフォローがあるマキタ、HiKoki、RYOBIあたりを選べば、間違いないというのが結論です。
まとめ
今回の記事をまとめます。
1.小型丸ノコのオススメ
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・HiKOKI(ハイコーキ)旧日立工機 深切り電子リフォーム用丸のこ C5REY のこ刃径125mm
・マキタ(Makita) 電気マルノコ アルミベース 125mm 5230
・リョービ(RYOBI) 丸ノコ MW-46A 610509A
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・HiKOKI(ハイコーキ)旧日立工機 深切り電子リフォーム用丸のこ C5REY のこ刃径125mm
2.【丸ノコ初心者が失敗しない】信頼性の高いメーカー
マキタ→ モーターの信頼性がバツグン
HiKoki→ 開発力・技術力が高く機能が充実
RYOBI→ 電動工具に関して、マキタ、HiKokiに負けない歴史がある
今回オススメした小型丸ノコは、
初めて丸ノコを使う方とっては、特に扱いやすいと思います。
なのでこのあたりのサイズから、始めてみましょう。
今回以上となります。
僕は丸ノコ歴が長いですけど、今でも丸ノコがあるのと、無いのとでは時間・労力・正確性が違います。
特に労力の部分は大きいですね。
きっと「カンタン!楽!」と感動できるので、
ぜひチャレンジしてみてください。