インパクトドライバービットの種類は3つ【DIYや日常生活効率化しよう】

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ドライバーや工具 電動ドライバー




インパクトドライバーのアタッチメントの種類がわからない人:


今持ってるインパクトドライバーに合うビットの種類が知りたいな。

あとインパクトドライバーのアタッチメントで便利なモノはないかな?




といったことにお答えします。



本記事の内容

1、インパクトドライバーに装着できるビットの規格やサイズ

2、インパクトドライバービット種類は大きく3つ【DIYや日常生活効率化】

3、作業効率を上げて時短になるインパクトドライバービット

4、【まとめ】インパクトドライバー専用ビットの種類は大きく分けると3種類。【デメリットも頭に入れつつ選ぼう】


この記事の執筆者

しげぽん。

本業は大工。現役。物づくりが好き過ぎてサラリーマンを辞め、一転職人の世界へ。

大工歴は18年目(2021年8月時点。)に突入。


この記事を書いている僕は、


現在、某大手ハウスメーカーの仕事を請け負い、戸建て住宅を年間約10棟ペースでこなす
現役の大工です。


インパクトドライバーの使用歴も大工のキャリアと同じくらいあるので、多少は信頼して頂けるかと思います。


インパクトドライバーのアタッチメントは種類が多くて、自分のインパクトドライバーに合うものはどれかな?とか悩みますよね。
結構、初心者でありがちなのは自分のインパクトドライバーに合わないビットを購入してしまうこと。これを防ぐにはビットの種類を知っておく必要があります。


そこで今回は、インパクトドライバー標準のビス締め用から特殊なビットの種類ついて詳しく解説します。


ビットの種類を把握していればDIYをする上で作品が思い通りになりますし、DIY初心者の方であってもカッコイイものが作れるようになります。 


種類を知っておくことで日常生活でも活用すれば、いろいろなことができるようになりますよ。


しかし把握できていないと素人目でも見た目の悪い家具や棚が完成します。でも何よりもその仕上がりを見て、自分自身が納得できませんよね。


なのでここはしっかり抑えておきましょう。

前置きが長くなりましたがさっそく本題に入ります。


インパクトドライバーに装着できるビットの規格やサイズの種類


インパクトドライバービットの規格は主に2種類


主だったインパクトドライバーの規格は2種類です。


・Aタイプビット

・Bタイプビット


規格はこの2種類を抑えておけば十分です。


2つの違いは何かというと、ビットのクビレ部分からインパクトドライバーに差し込むお尻部分までの長さがそれぞれ違います。

具体的に表にすると下記の感じ。


 Aタイプ

→クビレ部分から差し込み先端部まで13mm。国内の電動インパクトドライバーではほとんどがこの規格

 Bタイプビット

→クビレ部分から差し込み先端部まで9/9.5mm

産業用として使われるビットです。海外製の電動ドライバーなんかはこの規格です。

一部エアーツールでは使えます。


規格が合っていないとビットの抜けなどの原因になります。あなたのインパクトドライバーに合う規格は覚えておきましょう。


インパクトドライバービットのサイズ種類


ビットのサイズの種類は一覧で表すと以下の通りです。


・プラスビット:No.0~No.3

・マイナスビット:5mm~10mm

・四角ビット:SQ1~SQ3

・六角ビット:H2~H6

・トルクスビット:T4~T50


少し馴染みのないビットも載ってますけど、あとで解説します。

サイズ種類があるのは、ビスやネジによって頭の溝の大きさに種類があるからです。


たとえばプラスビットなら、十字になっている部分が大きいものや小さいものがあります。No.0とかNo.1…というのは、つまりはビスやネジの溝の大きさを表しています。


その他のビットも同様です。



だから「ビスやネジのサイズによってビットも変えなければいけないのか?」


というと、その通りなんですね。


サイズが違うとどうなるのかというと、ビスが転んだりネジ頭の溝を潰す原因にもなります。
特にビスが転ぶとケガにも繋がるので、ビットのサイズ種類も把握しておくことも大事ですよ。


インパクトドライバービット種類は大きく3つ【DIYや日常生活効率化】


インパクトドライバービットは用途別に分けると、大きく3種類に分かれます。
ビットを使い分けることによって、DIYやさらに日常生活も効率化することができます。


具体的に分けるとこんな感じです。


・ビスやボルトを固定するビット

・木材や鉄板に穴を開けるビット

・削ったり、磨いたりできる特殊なビット


すべてを解説すると膨大な記事になってしまうので、今回はドライバービットに絞り込んで解説しますね。


ビスやボルトを固定するビットの種類


 プラスビット


いわゆる先端が十字の形をしたビットです。

最も使用頻度の高く、初心者の方でも馴染みのあるビットだと思います。


 マイナスビット


サイズ表記は、先端の太さ×長さで表されています。これもプラスビット同様、あなたもよく知っているビットではないでしょうか。


 四角ビット


四角ネジに使われるビットです。

四角ネジは、溝のところが四角になっているネジです。

SQ〜(番号)でサイズが表記されていて、番号によって四角の大きさが違います。


 トルクスビット


トルクスビットは星型の形状のビットです。

このビットの最大の特徴は、ビスやネジを締めている際にビットの先端が浮き上がるカムアウト現象が起こりにくいことです。

ただし木工ではほとんど使わないビットでもあります。


 ソケットビット


ボルト・ナット専用のビットで、主に鉄製の材料を結合するときに使います。

家具や棚の制作ではほぼ使うことのないビットですが、たとえばプレハブの物置小屋などを組み立てるときには必要なビットです。


作業効率を上げて時短になるインパクトドライバービットの種類


 ドリルチャック


インパクトドライバーで丸軸のキリが使えるツールです。

取付部がインパクトドライバーあわせて、6.35mm六角軸になっています。

丸軸のドリルビットは、そのままインパクトドライバーでは取付ができません。

そこでインパクトドライバーでも使えるように六角軸仕様にしたものが、ドリルチャックです。


 L型アダプタ


インパクトドライバーが入らない狭いところで、ビスやネジを締めることができるツールです。

たしかに便利なツールですが実際に使った僕の感想では、「ビスを押さえる力加減が難しい」といった印象がありますね。


 ソケットアダプタ


ソケットレンチの取り付け部分の角ドライブは、6.35mm・9.5mm・12.7mm・19.0mmと4種類あります。

ボルトやナットを締めると、軸の部分に相当な負荷がかかります。

インパクトドライバーの場合、ビットを装着している軸の部分が細いため19.0mm以上のボルトやナットは軸が耐えられず折れてしまいます。

なのでインパクトドライバー用のソケットアダプタの種類は4パターンになります。


 首振りタイプ


狭い箇所や、斜めから締付作業ができるツールです。

コーナー部分の締め付け作業で本領を発揮します。


 フレキシブルシャフト


自在に動かせるシャフトにより、インパクトドライバーが入らないコーナー部分や狭い箇所での作業に使える優れものです。

長さが30cm〜40cmくらいあるので、手の届かない場所の締め付け作業にも使えます。


 エクステンションホルダー


ビットが締め付け箇所に届かないとき、長さを延長するためのビットです。


 ビスキャッチ


ビスキャッチはビスがポロリと落ちるのを防ぐためのビットです。マグネット式が主流ですが、ステンレスなど非鉄ビスにも使えるタイプもあります。


【まとめ】インパクトドライバー用ビットは大きく3種類。デメリットも頭に入れつつ選ぼう


今回は以上なります。


インパクトドライバー用のビットは大きく分けると3種類です。

そこからそれぞれ細分化しています。


・ビスやボルトを固定するビット→ドライバービットやボルト用ソケットビットなど

・木材や鉄板に穴を開けるビット→下穴用キリなどドリルビット

・削ったり、磨いたりできる特殊なビット→研磨用ビットなど


とにかく種類は多いです。


DIY木工ではビットの種類をたくさん持っていると、いろいろなものが作れるようになります。


たとえば家具の角をオシャレに装飾して、あなたの家のインテリアにピッタリの作品を作ることも可能ですね。
インパクトドライバー用ビットを活用してイメージ通りのものが作れると、

DIYをするのがきっと楽しくなってきますよ。


ぜひ活用してみてください。

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