DIYにおすすめのインパクトドライバーが知りたい人:
インパクトドライバーって、種類やメーカーがいっぱいありすぎ。
初心者におすすめのインパクトドライバーがどれだか知りたいな。
といったことを解決する記事です。
僕は大工をしてますが、
インパクトドライバーって、メーカーにしても種類にしてもホント多い。
今でこそプロなので選び方もわかりますけど、初めて買う時はあなたと同じく、何を買っていいのかさっぱりわかりませんでした。
僕の場合は親方に聞いて買いましたけど、教えてくれる人が近くにいなければ、なおさら分からないですよね。
今回は、大工視点から、インパクトドライバー初心者のあなたが失敗しない、
コスパ最強、DIY向きおすすめインパクトドライバーを、5つほど紹介します。
是非、3分ほどお付き合い下さい。
すみません。その前に少しだけ自己紹介させて下さい。
しげぽんと言います。大工歴17年目(2020年9月現在)。現役です。
一人親方という立場で、現在、某大手ハウスメーカーの仕事を、請け負っています。
DIY初心者にとってコスパ最強のおすすめインパクトドライバー
DIYでインパクトドライバーは、丸ノコと並んで必須の工具です。
手のドライバーで5分かかったビス締め、またはビスを抜く作業が5秒で済みます。
インパクトドライバーがあると、あなたが作りたかった物が容易に作れるようになります。
例えばこんなものを作りたいと思いませんかね。
北欧風の家具とか、オシャレなカフェ風のリビング、、、ete
賃貸でなければ、部屋の内装ですら自分の思い通りにできます。
決してオーバーな話じゃないですよ。
逆にインパクトドライバーが無いと、家具一つ作るにしても、労力が半端ない。地味に疲れます。
「でもそれなら、ドリルドライバーでもいいんじゃない?」
と思うかもです。
確かにドリルドライバーは、ちょっとした家具作りにはその効力を発揮します。
でも、長いビスを必要とする大型家具を作る時には、きっとストレスが出てくるハズです。
DIY初心者なのにインパクトドライバーって必要?
「DIYをやる人は、みんなインパクトドライバーを持ってるんでしょうか?」
という疑問も出るかもですが、
男性、女性に限らず、インパクトドライバーを始め、
電動工具を所有しているDIYユーザーは増えてます。
少し資料としては古いですが、2016年の経済産業省の調査だと、
DIY用の素材や電動工具の販売数は、2015年より1.4%増えているというデータがあります。
さらに2020年の現在でも、まだまだ増えているそうです。
それだけDIYへの関心や、本格的なDIYをやる上で、電動工具を購入する人が増えているということだと思います。
少なくとも、今やDIYユーザーにとって必須の工具ですね。
選び方がわかれば失敗しない。インパクトドライバー選びのポイント4つ
インパクトドライバーを選ぶ際のポイントを、プロユーザーの視点で4つ紹介します。
ポイントは以下の通り
①トルク
②本体の大きさ
③バッテリーの互換性
④本体の重さ
大工さんによって多少の違いはあるかもですが、だいたいこの辺りを吟味してインパクトドライバーを選んでます。
トルク
トルクとは、ビスやボルトを締め付ける力です。
トルクが強いとビスを手で締めるのが、アホらしくなるほど簡単に締められます。
反面、強いトルクはビスの埋まり過ぎに注意しなければいけません。
使い方に慣れないうちは、強過ぎず弱過ぎず、バランスが大事です。
本体の大きさ
本体の大きさって結構重要です。
作業シーンの中で、狭い場所での施工があると、インパクトドライバー自体が入らない、ということはちょくちょくです。
なので本体が小さければ、小さい程いいですね。
ただ最近では(2020時点)、どのメーカーもだいぶコンパクトになってます。
バッテリー(充電池)の互換性
本格的にDIYにハマっていくと、そのうち「あの工具も欲しい、この工具も欲しい。」となってくるもの。
バッテリーに互換性があると、同じ電池でいろんな工具が使えるというメリットがあります。
充電器も一台で済むので、何台もの充電器でコンセントの差し込みを占領することもないです。
バッテリーに互換性があると、後々、別の工具を揃える時に便利ですよ。
本体の重さ
長時間使用だと、本体の重いインパクトドライバーは作業後、腕が上がらなくなります。
なるべく、軽量のものがいいですね。
以上のポイントを兼ね備えつつ、価格が安めのものが、コスパのいいインパクトドライバーと言えます。
DIY初心者におすすめのインパクトドライバー5選【現役大工が厳選】
プロの視点で、インパクトドライバー初心者のあなたが、失敗しない為のおすすめを5つ厳選してみました。
なおコスパの観点から、バッテリー電圧が14.4vの機種をチョイスしています。
① マキタ(Makita) 充電式インパクトドライバ (バッテリー・充電器・ケース付) TD134DSHX
この機種の魅力は、長いビスでもストレス無く締まるトルクの強さと、片手作業でも疲れの少ない1.2kgという本体の軽さです。
プロでも十分使える内容ですね。
だいたいバランスはいいんですが、
あえてデメリットを言うと、
付属バッテリーが1.5hで連続使用時間が短くなるということ。
もうちょっと欲しいかな、といった感じです。
具体的には、最低3.0hくらいですね。
バッテリーは他にも3.0hや5.0h、6.0hなどがあります。
数字が大きくなるほど連続使用時間が長くなります。
② マキタ インパクトドライバMTD001(ライト型14.4Vバッテリ使用) 1.5Ahバッテリ2本・充電器付ケース付 MTD001DSX
MTD001DSXの最大のポイントは、狭いスペースでも作業がしやすい小型のボディーです。
それでいて、パワーも他のインパクトドライバーと比較しても大差ありません。
一方で当然デメリットもあります。
それはバッテリーの仕様がライトバッテリーということです。
どういうことかと言うと、例えば、
いずれ「充電式の丸ノコも欲しいな〜」
となったときに、「バッテリーが合わない!」といったことになるということです。
ライトバッテリーはライトバッテリー専用工具にしか使えません。
それがこの機種の大きなデメリットですね。
③ HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 コードレスインパクト ドライバ ブルー FWH14DGL(2LEGK)
DIY向けの機種です。
性能もそこそこいいので、入門編としてはもってこいの機種です。
特にデメリットというデメリットは無いんですが、DIY向けということで
耐久性に不安がありますかね。
しかし、プロ並の使用頻度でなければ問題ナシの機種です。
④ HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 14.4V コードレスインパクトドライバー 充電式 3.0Ahリチウムイオン電池、充電器、予備電池、ケース付 グリーン WH14DKL(2LSCK)(L)
プロ仕様です。
なので性能に関しては申し分ないですね。
この機種のいいところは、バッテリーの充電時間が20分と短いので、作業がはかどります。
デメリットを言えば、本体の重さが1.4kgと多少重くなるので、二の腕が鍛えられてしまいます。
(むしろ二の腕を細マッチョにしたい方には、ピッタリかもです)
あとは価格がネックになるかと思います。
⑤マキタ(Makita) 充電式インパクトドライバ M695DS
この機種はまさにザ・DIY初心者モデルで、初めてインパクトドライバーを使うのにはいい機種です。
トルクは少々弱い感じはしますが、その他の性能はまずまずです。
ただデメリットとしては、こちらもライトバッテリー仕様な点ですかね。
インパクトドライバーで快適な日常空間に
今回、以上となります。
インパクトドライバーがあるだけで、DIYの可能性が広がります。
手のドライバーでは、DIY雑誌を見ながら作っても、うまくいかないもんですよね。
でもインパクトドライバーなら、
技術がゼロでも、容易に棚の設置や壁にフックなどをつけられます。
自宅の庭にウッドデッキを自作して、夏の夜には、家族とバーベキューなんてことも夢ではないですね。
今回紹介したインパクトドライバーの詳細は、こちら。↓↓
インパクトドライバーとドリルドライバーの違いが、イマイチわからないという方はこちらもどうぞ↓↓